メルカリ、米穀全般を出品禁止に

　メルカリは13日、「国民生活安定緊急措置法施行令の一部を改正する政令」の閣議決定を受け、23日より当面の間、米穀全般の出品を禁止すると発表した。

　同社は現在、5月29日に「政府備蓄米の出品禁止」について発表し対応していたが、今回より米穀全般が対象となり、メルカリおよびメルカリShops(法人に限り政令に違反しない範囲で販売可能)において削除対象となる。

　これにより、米穀全般出品の取引キャンセル、出品の削除、出品を行なったアカウントの制限を行なうほか、AIを活用した検知システムと目視による出品の監視を行なうとしている。

　出品および販売禁止となるものは以下の通り。

• もみ、玄米、精米、砕米(さいまい)などの米類
• 食用以外に、飼料や肥料として使用するための米類
• 種子として使用する米類
• 海外から輸入された米類
• 上記に類すると判断するもの

　ただし、パック米などの加工品については出品禁止の対象外。